Mercury Cup 2014 大会規則書
60分レース用

開催コース
 1st.Round/3rd.Round/4時間耐久
  カートレンド関越
   群馬県高崎市吉井町岩崎2298
    027-388-2777
   http://www.klk.co.jp/klk/main.html

 2nd.Round
  NEO Speed Park
   千葉県八千代市島田台1167
    047-457-0855
   http://www.neospeedpark.com/

開催月日
1st. Round  2014年3月1日(土) カートランド関越
  2nd. Round  2014年6月7日(土) NEO Speed Park
  3rd. Round  2014年9月6日(土) カートランド関越
  4時間耐久  2014年11月1日(土) カートランド関越(大会規則は別途定める)

主 催
  たきざわ勝彦

   taki@taki-works.com

後 援
  Mercury Project Office
   http://www.mercury-cafe.com/


第1条 競技の種目
レンタルのレーシングカートによる、チーム対抗60分耐久形式レース

第2条 大会役員
大会会長:たきざわ勝彦
   

第3条 タイムスケジュール
1st.Round/3rd.Round
1) 参加受付 12:00〜12:30 12:45〜13:00
  2) 初心者講習会 12:30〜12:45
  3) 予選 レース当日の13:00までの任意の時間
  4) 予選タイム申告締切り 13:00
  5) ドライバーズミーティング 13:30〜14:00
  6) 決勝レース 14:00〜15:00
  7) 表彰式 レース終了後、集計が終わり次第すぐ

2nd.Round
1) 参加受付 13:30〜13:55
  5) ドライバーズミーティング 13:55〜14:30
  3) 予選 14:40〜14:55
  6) 決勝レース 15:00〜16:00
  7) 表彰式 レース終了後、集計が終わり次第すぐ

4条 公式通知
本大会特別規則書に記載されていない競技運営に関する実施細則及び指示事項は、ドライバーズミーティング時に口頭で通達されるか、書類による公式通知によって示される。

第5条 チーム構成
1) 1チームのドライバー数は特に定めないが、大会会長が「あまりにもドライバー数が多い」と判断した場合はチーム分割を勧告することがある。
(1チーム2名を推奨。)
2) 各チームにそれぞれ1名、チーム代表を置くこと。
大会主催者から各チームへの連絡・通達はチーム代表を通して行うことを想定しているので、メール及び携帯電話が通じる者を選任すること。
また、マシン破損等で賠償の問題が出た場合も、チーム代表がそのチームの窓口となるものとする。
チーム代表は専属スタッフでもかまわないが、ドライバーと兼任している方が望ましい。
3) チームには、ドライバーの他に、チーム監督、スタッフ、キャンギャル等を加えることもできる。
ただし、他チームの妨害にならないよう、責任を持って行動すること。
チーム関係者による不正やレギュレーション違反が発覚した場合、ドライバーに過失はなくてもそのチームにペナルティを与えることがある。

第6条 参加資格
参加者(ドライバー及びヘルパー)は以下の条件を満たしていること。
1) 主旨に賛同し、大人らしい行動ができること。
  2) 開催コース管理者において定めた条件を満たすこと。
3) Mercury Cupに出入り禁止となったドライバーの参加はこれを認めない。
  4) その他、開催コース管理者において定めた条件を満たすこと。

第7条 参加申し込み及び参加料(エントリフィー)
1) エントリフィー(「レース参加費用)は、チーム代表者が一括して大会会長に支払うものとする。
1st.Roundおよび3rd.Roundに於いては、予選参加費用は、当日、走行の際に開催コースに直接支払うものとする。(予選参加は自由)
2nd.Roundに於いては、予選費用もエントリフィーに含まれるが、別途、保険料として1人300円を開催コースに直接支払うものとする。
2) エントリフィー:1チームにつき12,000円
(2人でチームを組んだ場合、ワリカンにすると1人あたり6,000円になります。)
  3) 1st.Roundおよび3rd.Roundの予選参加費用:サーキットが定めるレンタル走行費用に拠る
※大会規則書作成時点では、3周1,000円。10周1,500円。走行申込み時に「Mercury Cupの参加者です」と受付に言ってください。
  4) 参加申し込みは、レース開催前月の1日からとする。
  5) 参加受理は、開催コースが定める最大走行可能台数範囲内とする。(開催サーキットにより異なる。)
  6) 参加の申し込みは、参加の意思を大会会長にEメール(taki@taki-works.com)にて伝えるものとする。
  7) エントリフィーの納付は郵送、振込又は持参とする。
納付は参加の意思表示から出来るだけ早い時期に前納することを基本とするが、大会会長の許可がある場合は大会当日の支払いも可。
  8) 自己都合により参加を取り消す場合、キャンセル料が発生することがある。
  9) 主催者は、理由を開示することなくエントリーを拒否することができる。
  10) 一旦受理したエントリーについては、主催者といえども理由なく取り消すことはできない。
受理したエントリーを取り消す場合は、その取り消し理由をエントラントにメールなどで通達するだけでなく、当ホームページにおいてその理由を開示すること。

第8条 競技車両 (マシン)
1) 競技車両(以下、マシンと呼ぶ)は開催コースにて準備し、各チームへ貸与する。
  2) 決勝で使用するマシンはドライバーズミーティング時にくじ引きにより配車するものとする。
チーム間で合意があっても、配車されたマシンを交換することはできない。(大会会長が特に認めた場合を除く。)
2nd.Roundのみ、予選で使用するマシンもドライバーズミーティング時にくじ引きにより配車する。
  3) マシンの破損については、開催サーキットより請求があった場合、各チームにてその修理費用を負担するものとする。
  4) マシンの調整(整備およびセッティング)は開催コース関係者が行うものとし、参加者自身による調整は禁止とする。
マシンの調整が必要と判断される場合は、参加者が開催コース関係者へ申し出ること。
  5) マシンガ破損した場合、原則として開催コースのスタッフが修理をおこなう。
ただし、大会会長および開催コースのスタッフの指示があった場合はこれに従うこと。

第9条 練習走行
1) 予選およびレース以外に練習走行したい場合は、各自でレンタル走行チケットを購入し、これを行うことができる。

第10条 予選
1) 予選走行周回数については、特に制限を設けない。
  2) 予選タイムの申告締切り時刻は、第3条タイムスケジュールに定めるものとする。
  3) チーム内のベストタイムを、そのチームの予選タイムとする。
  4) 予選未出走のチームは最後尾からのスタートとする。予選未出走チームが複数ある場合は、ジャンケンにてグリッドを決定する。
  5) レース開催コースを初めて走るドライバーは、必ず3周以上、予選を走ること。(2nd.Roundを除く)

11条 決勝
1) 決勝グリッドは予選タイムの速いチーム順とする。(いわゆる普通の予選順です。)
  2) グリッド整列は、競技車両がコースインする前にサブドライバーが自車のスタートポジションに待機し、コースインした競技車両を迎え入れる事により行う。
  3) 決勝中のドライバーチェンジは自由とし、ドライバー1人当たりの走行周回数に制限は無いものとする。
ただし、エントリーしたチーム員全員が必ず走行すること。
  4) エントリーしていない者の走行はこれを認めない。
  5) 以下の要件に1つでも当てはまるドライバーは、初心者マークとして、レース走行時には所定の腕章(または布)を腕に巻くこと。
・カートレースへの参戦経験が、今回も含めて3回以下の選手。
・自分のドライビングに自信のない選手。

12条 賞典
1) 上位3チームに賞状を授与する。
  2) 8チーム以上のエントリーがあった場合、優勝チームにトロフィーを授与する。
  3) 他にも賞を設け、賞状および楯などを授与することがある。

13条 シリーズポイント
1) 各レースの上位入賞チームのドライバーと、予選上位ドライバーにはポイントを与え、その合計ポイントが最も多かった者をシリーズチャンピオンとする。
  2) ポイントは、以下の基準にて各ドライバーに与えられる。
 優勝 10ポイント
 準優勝 8ポイント
 3位 6ポイント
 4位 5ポイント
 5位 4ポイント
 6位 3ポイント
 7位 2ポイント
 8位 1ポイント
 予選1位 3ポイント
 予選2位 2ポイント
 予選3位 1ポイント

ポイントは、チームではなく、ドライバーに与えられる。
例えば優勝チームが3人のドライバーで構成されていれば、3人それぞれに10ポイントが与えられる。
  3) 同ポイントの者が複数出た場合、最終戦の成績上位の者をシリーズチャンピオンとする。
  4) 上記3)によっても決まらない場合、最終戦の予選セッションにおいて速いタイムをマークした者をシリーズチャンピオンとする。
  5) シリーズチャンピオンには賞状ならびにトロフィーが授与される。

14条 損害の補償
1) 参加者(ドライバー及びヘルパー)は、競技車両及びその付属品が破損・紛失・盗難等の場合、ならびに会場の器物を破損した場合は、理由の如何を問わず、各自が責任をもって、請求された賠償額を支払わなければならない。
例え、他チームの行為に起因する損害であっても、自チームの競技車両の損害については一旦これを補償しなければならない。
ただし、原因を作ったチームに対し、後に損害賠償を求めることはこれを妨げない。
  2) 参加者は大会役員が一切の損害補償の責任を免除されている事を了承していなければならない。即ち、大会役員がその役務に最善を尽くすことは無論であるが、もしその役務遂行によって起きたものであっても参加者、観客、大会関係者の死亡、負傷、車両損害等に対しては、一切の損害賠償の責任を負わないものとする。

15条 参加者の遵守事項
次の事項を守らない参加者は、ペナルティまたは失格処分となる場合がある。
一度でも失格処分となった者は、以後のMercury Cupへのエントリーは認めないものとする。
1) 参加者はモータースポーツマンシップにのっとった行動を心がけること。
   2) 旗が示された場合は、すみやかに旗の指示に従うこと。
  3) ピットレーンのうち指定された部分においては、徐行運転をすること。
徐行部分については、ドライバーズミーティングでこれを指示する。
(違反チームは、ピットストップペナルティーを与える。)
   4) ピットレーンから本コース内に出る際は、片手を挙げてコースインの意思表示をすること。
   5) ピットレーンから本コース内に出る際は、本コース走行中のマシンの邪魔をしてはならない。
   6) 追い抜きの際は、追い抜く側(速い選手の方)が最大限の注意を払い、事故防止に努めること。
   7) 初心者マークの選手を追い抜く際は特に注意を払い、無理な追い抜きはしないこと。
   8) 追い抜き時などにコースを2台以上で併走するような場合、双方とも相手車両のラインを必ず1台分以上残し、接触を避けるよう努めること。
   9) 危険な走行をする選手は黒旗で一旦ピットインさせ、注意を与える。
旗の無視、接触が多い、無理な追い抜きが見られる、スピンやコースアウト後の行動が不適切、といった場合も危険走行とみなす。
なお、危険かどうかの判断は主催者およびコーススタッフに委ねる。
注意を受けても危険な走行を繰り返すチームは失格とし、退場を命じる。
   10) 故意にマシンをぶつけたチームは一発退場とする。更に、以後そのチームメンバー全員のMercury Cup参戦は認めない。
故意の確証がなくても、主催者およびコーススタッフが「極めて故意の疑いが強い」と判断した場合はこれを適用する。
   11) ピット内に立ち入る際は、ピットインしてくるマシンに充分な注意を払うこと。
また、コースサイドで観戦の際は、コースアウトしてくるマシンに充分な注意を払うこと。
   12) ドライバーはヘルメット、手袋を着用すること。
   13) ドライバーの服装はレーシングスーツ、レーシングシューズの着用が望ましいが、長袖、長ズボン等を着用し、肌を露出しない服装であれば可とする。
   14) 2nd.Roundを開催するNEO Speed Parkには、旗に関係なく追い越し禁止となる区間があるのでこれを遵守すること。
追い越し禁止区間についてはドライバーズミーティングにて場所を指示する。

16条 初心者講習について(1st.Round/3rd.Roundのみ)
1) カートレースへの参戦経験が、今回も含めて3回以下の選手には、初心者講習を義務付ける。
  2) 義務付けられているにもかかわらず受講しなかった選手は、決勝レースへの参戦を認めないことがある。
なお、これはチームそのものの参戦を拒否するものではないので、そのチームメンバーの初心者以外の選手は決勝レースに参戦できる。
ただし、チーム全員が初心者で、なおかつ全員が初心者講習を欠席した場合、必然的にチームそのものがキャンセル扱いとなり、キャンセル料が発生する。
  2) 3回以上の参戦経験があっても、希望する選手は受講できる。
  3) 初心者講習の開催時刻は、第3条タイムスケジュールに定めるものとする。

第17条 大会の中止について

1) 雨天決行。雪天決行。
  2) 台風等の荒天、および天変地異等の理由によりコースが閉鎖となってしまった場合は中止とする。
この場合、参加料は全額返還するものとする。
ただし、交通費等の補償には応じられない。
  3) 開催の可否が不明な時は、大会会長又は直接開催コースへ確認のこと。
(“瀧澤勝彦”の名で、コースを予約しています。)

第18条 大会役員への連絡

ドライバー変更、チーム名変更など、何かあればその都度できるだけ速やかに大会会長へ連絡のこと。

以上


NEO Speed Parkについて、補足説明
2nd.Roundは、NEO Speed Parkでの開催の予定です。
このコースはKLKグループではないので、サーキットの利用条件がカートランド関越やF1リゾート秩父とは異なっています。
そのため、このレースのみに適用される大会規則があり、タイムスケジュールも異なっています。
参加選手およびチーム関係者の皆さんはよく確認してください。
2nd.RoundのドライバーズミーティングではNEO Speed Parkのスタッフから注意や禁止事項の説明があります。これに参加しなかったドライバーは、NEO Speed Park側から走行禁止を申し渡され、参戦することができなくなります。
Mercury Cupの常連選手であっても特例は認められませんので、必ず13:55までにクラブハウスに到着するようにしてください。
NEO Speed Park周辺の地図は、同 サーキットのWebサイトの交通案内のページ
http://www.neospeedpark.com/trafficguidance.html
に掲載されています。
正直、わかりにくい場所です。私も最初に行った時は迷いました。
カーナビで住所検索から目的地を設定する際には、NEO Speed Parkの住所を入力するのではなく、「千葉県船橋市鈴身町298」をセットして「蓮蔵院」を目標に来てください。「蓮蔵院」の先にあります。道が狭いので注意してください。

※NEO Speed Parkの住所を入力すると、1本隣の道に案内されてしまい、たどり着けません。私のカーナビではそうでした。
2nd.Roundのみ、初心者講習会を行いません。
NEO Speed Park特有のローカルルールが存在するので、初心者講習会を行わない代わりに全員が参加するドライバーズミーティングを充実したものにしたいと考えています。
NEO Speed Parkの走行経験のない選手が多いと思いますが、コース未経験者への3周以上の練習走行義務を免除します。
コース占有以外で走行するにはNEO Speed Parkの会員になる必要があり、それには3000円が必要なので、今回はその経済的負担を考慮しました。
コース初体験の人は、予選を必ず走行し、コースを頭に入れてください。
もちろん、会員になって練習走行していただいてもかまいません。むしろ推奨。ただし練習走行でのタイムは予選結果には反映されません。
来シーズン以降もNEO Speed Parkで開催するかどうかは未知数です。レース後にこのコースの感想などお聞かせいただければ幸いです。

服装・装備について、補足説明
大会規則書 第15条 12) により、走行中はヘルメットと手袋の着用が義務付けられています。
ヘルメットは開催コースから無料でレンタルすることも可能ですが、数に限りがありますので、できるだけご自分でご用意下さい。
ヘルメットのレンタル数の不足により出走できない事態になっても、当方は責任を負えません。
また、ヘルメットのレンタルの予約は受け付けておりません。
ヘルメットはバイク用でもOKですが、安全のため、耳が覆われるタイプ(フルフェイスorジェット型)が望ましい。
工事作業者用の安全帽や、軍隊用の鉄兜は不可です。
手袋については、手首から指先まですべてが布または革で覆われているタイプのものとします。ゴム付き軍手も可。
(指先が露出する、いわゆるドライビンググローブは不可。)
服装については、前を走るカートから油や砂が飛んでくるなどして汚れることがありますので、動きやすく、なおかつ汚れてもよい服装で参加なさることをお勧めします。
特に雨天の場合や、雨上がり直後でまだ路面に水溜りがある場合などは、とんでもなく汚れます。

2013年シーズンからの変更点
特になし。